2000年3月4日にソニーから 初代PlayStation (PS1)の後継機として発売された『PlayStation2』。
システムや性能が大幅に進化し、家庭用ゲーム機に革命を起こしたともいえるようなハイクオリティな機種です。
また、全世界で1億5000万台以上の売り上げを記録をし、2022年現在これまでで一番売れたゲーム機として多くのゲームプレイヤーに愛されてきました。
今回は、数多くの名作ゲームが発売されたPlayStation2のゲームソフトの中でおすすめタイトルを有名作から隠れた名作まで7つに厳選して紹介していきたいと思います。
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ドラゴンクエスト Ⅷ
スクウェア・エニックスから発売された『ドラゴンクエスト』シリーズの8作目にあたる作品。
開発には『イナズマイレブン』や『妖怪ウォッチ』で有名なレベルファイブが関わっています。
本作は、今から20年近く前に発売されたとは思えない程グラフィックやモーションの進化が凄まじく、今プレイしても違和感がないぐらいの映像のクオリティを誇っています。
それまでのドラゴンクエストにはなかった後方視点の3Dグラフィックやリアルに描かれるキャラクター達は、当時プレイしていた人に大きな衝撃を与えました。
普通にプレイするだけでもストーリークリアまで40時間~50時間ほどで、ストーリーも王道でありながらドラクエならではの鬱イベントもあるので最後まで飽きることなくプレイできます。
本作にもドラクエシリーズでおなじみのカジノやメダル集めといったやりこみ要素が登場し、大ボリュームの内容となっているので未プレイの方は是非プレイしてみてください。
キングダム ハーツ
スクウェア・エニックスとディズニーによるコラボレーションのアクションRPG作品。
ミッキーマウスやドナルドダックなどのディズニーキャラクターや、その他にも『ファイナルファンタジー』シリーズからもキャラクターが多数登場しています。
本作の主人公・ソラは鍵の形を象った「キーブレード」とよばれる剣を使い、敵に立ち向かっていくための武器や道を切り開くためのキーアイテムとして駆使しながら仲間とともに旅を続けていきます。
ゲームの難易度としては易しく設定されており、柔らかく童話のような世界観とマッチしたものになっているため、年齢を問わず誰もが楽しめる内容となっています。
ファイナルファンタジーを一作でもプレイしたことがある方やディズニーが好きな方にはピッタリのゲームなので、是非プレイしてみてください。
龍が如く
セガから発売されたアクションアドベンチャーゲームで、裏社会を題材にした作風と自由度の高いゲーム性が人気を博した『龍が如く』シリーズの一作目。
本作の舞台は「神室町」とよばれる架空の街を舞台としており、東京の新宿歌舞伎町がそのモデルとなっています。
ゲームをプレイしていると主人公・桐生一馬の漢気やカリスマ性、懐の深さが感じられる部分があり、その内側の部分がストーリーにもうまく組み込まれています。
ファイトアクションも素手や武器、周囲の物などを投げたりと幅が広く、バッティングセンターやパチスロ、開発がセガのためUFOキャッチャーなどミニゲームやサブイベントなどもとても豊富です。
シリーズ1作目にして、『龍が如く』シリーズの面白さを確立させたゲームなので裏社会を題材とした作品やアクションゲームが好きな方は是非プレイしてみてください。
かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相
2006年7月27日にセガから発売されたサウンドノベルで、『かまいたちの夜』シリーズのナンバリング最終作。
『かまいたちの夜』のナンバリングシリーズは、
- かまいたちの夜
- かまいたちの夜2 監獄島のわらべ唄
- かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相
の3部作構成で、一連のストーリーになっています。
ただ、本作『かまいたちの夜×3』は、1と2のメインシナリオが一挙収録されているので、未プレイ者も楽しめる大ボリュームの内容。
雪山のペンションや洋館など、クローズドサークルを題材にしたホラーで緊迫感のある演出とストーリーが面白く、ついつい読み進めてしまう没入感があります。
古き良きサウンドノベルの代表的なシリーズを一気に味わえるので、ホラーやサスペンスもののノベル作品が好きな方に特におすすめです。
この記事で紹介しています↓
Ever17 -the out of infinity-
KIDから発売されたゲームで、ジャンルとしては恋愛アドベンチャーとされていますが実際はSFアドベンチャーの要素が大きく、作中には架空の用語や施設などが多く登場します。
本作の最大の特徴は、衝撃的で予想もつかないような圧巻のシナリオにあり、会話やシステムにも計算されたミスリードやトリックが施されているので想像以上にプレイヤーの意表を突いてくれます。
ゲームの流れとしては、本作のヒロインたちの各ルートをエンディングまで見ることで新たに解決編のルートが登場し、そこに至るまでに散りばめられた伏線やストーリーの謎が一気に解き明かされるという構成になります。
解決編の今まで謎だった部分が点と点で結ばれストーリーの全容が見えてくる感覚はとても痛快なので、中盤で中だるみする部分はありますが、ぜひ最後までプレイしてそのシナリオに衝撃を受けてみてください。
ワンダと巨像
2005年10月27日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたアクションアドベンチャーゲーム。
キャッチコピーは「最後の一撃は、せつない。」
プレイヤーは主人公の青年・ワンダを操作して、各地に点在する16柱の巨像を剣や愛馬・アグロを駆使して倒していくアクションが魅力のゲーム性。
巨像にはそれぞれに特有の弱点があり、巨像によじ登ったり壁にぶつけたりと試行錯誤しながらダメージを与えていくのが面白く、巨像を倒せたときの達成感は凄まじいです。
やりごたえのあるアクションと、巨像に振り落とされた時の絶望とイラ立ちがクセになる独自の世界観と雰囲気を味わえます。
エンディングも切なく、クリア後にプレイヤーの記憶に残るような内容になっているので、アクションゲーム好きや独特の雰囲気のゲームをプレイしたい人に特におすすめです。
この記事で紹介しています↓
真・女神転生 Ⅲ – NOCTURNE ( マニアクス )
アトラスより発売されたRPG作品で、『真・女神転生』シリーズのナンバリング3作目にあたる作品です。
本作では、フィールドや悪魔などが3Dポリゴン化し、よりリアルにダークな世界観を感じられるようになりました。
また、過去作でおなじみの悪魔合体や属性、難易度の高さは健在で、シリーズファンにも高評価の内容となっています。
バトルには「プレスターンバトル」というシステムが採用され、敵の弱点を突くなど有利になる行動をとることでターン回数が増え、逆に不利になる行動を自らとったり敵から与えられたりするとターン回数が減るという画期的なシステムに刷新されました。
本作のストーリーは、6つのマルチエンディングが用意されており、周回プレイをしても新たな発見やストーリーの違いを楽しむこともできる仕様となっています。
このようなゲームとしてのクオリティや人気、評判の高さから、新規シナリオやダンジョンを追加してゲームバランスの調整がされた完全版『真・女神転生 Ⅲ – NOCTURNE マニアクス』が発売されました。
そのマニアクス版には、カプコンのゲームシリーズ『デビルメイクライ』の主人公・ダンテがゲスト登場し、仲魔としてメンバーに加えることが可能です。
完全でより快適にプレイできる『真・女神転生Ⅲ』を堪能したい方は、マニアクス版をおすすめします。
通常版
マニアクス版
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