発売日 | 2017年9月29日(オリジナル版) 2023年4月20日(パッケージ版) |
ジャンル | アクションシューティングゲーム |
CERO | A(全年齢対象) |
対応機種(パッケージ版) | Nintendo Switch PlayStation 4 |
『Cuphead』はカナダのインディーゲームスタジオのStudioMDHRが開発したアクションシューティングゲーム。
本作はリリースから3年経った2020年時点で全世界で600万本の販売本数を記録した大人気作です。
そしてついにリリースから約6年の時を経て、2023年4月20日にはPS4とニンテンドースイッチでパッケージ版が発売されることが決定しました。
パッケージ版には
- 『The Delicious Last Course』限定版オリジナルサウンドトラックCD
- 七色に輝くフォイルバナー付き高品質三方背ケースおよびセル画風プレミアムクリアケース
- ミニマガジン「DELUXE+」
- フォイルをあしらった限定版トレーディングカード
- キャラクターシールセット
の豪華特典があるので、Cupheadファンにはたまらないセットとなっています。
※初回生産分のみの特典となります。
そんな今も人気の絶えないCuphead。
今回は本作のオリジナル版をプレイしてみて感じたことや良かった点、人によって評価が分かれる点について紹介していきたいと思います。
Cupheadについて
Cupheadのストーリー
インクウェル島という魔法の島で暮らすカップヘッドとマグマンの兄弟、そしてその祖父ケトルじいさん。
ある日その兄弟は「デビルカジノには行くな」というケトルじいさんの言いつけを破り、そのカジノへ行ってしまう。
そこでカジノのオーナーであるデビルと会い、デビルはカジノのすべての金品を、カップヘッド・マグマン兄弟は自身のタマシイを賭けたカジノを行うこととなる。
その賭けに負けた兄弟は、他の方法はないかとデビルに命乞いをすると「明日の夜12時までにカジノから逃げ出した債務者全員のタマシイを取り立てろ」と命じられる。
そして兄弟たちはカジノから逃げ出した債務者たちを倒すため、命を賭けた冒険へと旅立つ。
Cupheadのゲーム性
『Cuphead』はカートゥーン調のアニメーションのグラフィックを映像に取り入れた2Dアクションシューティングゲームです。
本作の特徴はなんといっても、アクションの難しさ。
同じ2Dアクションシューティングの『メタルスラッグ』や『魂斗羅』に引けをとらない難しさとなっています。
攻撃するときのショットの強力化や残機の数を増やすアイテムなどがありますが、それでも攻略が大変なステージや局面が数多くあります。
また普通の2Dアクションとは違い、15体以上の債務者を倒していくストーリーということもあって全ステージに占めるボス戦の割合が多いです。
全ステージの約7割ほどがボス戦のため、「ボスラッシュ」という言葉の方が似合います。
ボスである債務者たちは全員が個性的で、攻撃パターンやステージの背景のバリエーションも多いです。
良かった点
達成感を存分に味わえる難しさ
本作はとにかく難しく、アクションが得意な方でも苦戦してしまうようなステージがいくつかあります。
10回以上のリトライは当たり前といっても過言ではありません。
ただ、その難しさを乗り越えてステージクリアをしたときの喜びは、他の作品ではなかなか味わえないです。
映像だけでなく音楽もレトロ感にこだわっている
カートゥーン調の映像は、懐かしさが感じられ目を惹かれますが、音楽もそれと同じようにこだわりが感じられました。
映写機から出るノイズ音や、ジャズ・ブルースをテーマにしたBGMやSEなどが使われており、音だけでも楽しめるような作品でした。
魅力的なキャラクターたち
カートゥーン調で描かれたキャラクターたちは、個性的で可愛らしいです。
敵キャラクターであってもどこか憎めないような雰囲気があるので、難しいゲームの中にちょっとした癒しを与えてくれます。
このキャラクターたちの魅力も本作を人気にした大きな理由だといえます。
人によって評価が分かれる点
心が折れる人も続出の難易度
この難しさはCupheadの良さでもありますが、逆に心が折れて離脱してしまう方も多く生み出しています。
難易度の選択でシンプルという易しめのモードがありますが、ラストのエンディングに行きつくためにはレギュラー以上の難易度でのクリアが必須となるので、ストーリークリアを達成できなくなります。
アクションゲームとして面白い作品なので、アクションが得意でない方はシンプルでクリアしていくのもアリです。
総評
世界中での人気の高さが納得のゲーム作品で、2Dアクションの傑作です。
やればやるほどにハマっていく難易度の高さと、クリアした時の達成感はとても夢中にさせられてしまいます。
アクションが苦手な方以外にはとてもおすすめできる作品なので、ぜひ興味のある方は是非プレイしてみてください。
Nintendo Switch版
PS4版
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