2003年に『SIMPLE2000』シリーズの31作目としてPlayStation2で発売された『THE 地球防衛軍』。
発売当初はあまり話題にされず、注目度も高くはありませんでしたが、徐々にゲームとしての面白さが口コミで広まっていき今では『地球防衛軍6』まで発売されるほど一躍人気シリーズに上り詰めました。
また、ニンテンドースイッチにも
- 『地球防衛軍2』
- 『地球防衛軍3』
- 『地球防衛軍4.1』
の3作品が現在リリースされています。
今回はそんなNintendoSwitchでプレイできる『地球防衛軍』シリーズを各作品ごとに紹介していきたいと思います。
地球防衛軍シリーズのゲーム性
プレイヤーは地球防衛軍(Earth Defense Force)の兵士となって、虫や異星生命体の姿かたちをした巨大生物たちを倒していきます。
アリやクモ、UFO、ロボット兵器などいろいろな敵が登場し、1ステージごとに出現する敵の数もかなり多いのが特徴です。
ステージクリアのミッションには敵の殲滅や時間耐久などがあり、作品ごとにミッションの種類や多さは変わります。
使える武器の種類も豊富で1作目『THE 地球防衛軍』でも100種以上の武器を扱うことができ、最新作では1000種を超えています。
- アサルトライフル
- スナイパーライフル
- ランチャー
- 火炎放射器
などいろんな戦い方を試行錯誤しながら敵を倒していくのが『地球防衛軍』シリーズの面白さの一つ。
武器は敵を倒したときにドロップする「WEAPON」を拾うことで取得可能です。
また、敵からのドロップにはその他にも回復アイテムやアーマーがあり、回復アイテムは減少した体力の回復、アーマーは体力の最大値を上昇させることができます。
そのため難しいステージだったとしてもクリアしてきたステージでアーマーを集め、対策していくことで戦いやすくなっていきます。
1人プレイでもオンラインマルチプレイでも楽しめるゲームになっているので、3Dアクションシューティングゲームが好きな方には特におすすめのゲームシリーズです。
地球防衛軍2 for Nintendo Switch
2005年7月28日にPlayStation2で発売された『THE 地球防衛軍2』をニンテンドースイッチに移植した作品。
1作目『THE 地球防衛軍』と世界観を共通していますが、『2』からはじめたとしても問題なく楽しめるものになっています。
『1』ではプレイヤーが使用できる兵科が「陸戦兵」だけでしたが、今作から新たに「ペイルウィング」、「エアレイド」(Portable V2以降)の2体が追加されています。
- 陸戦兵
-
陸戦に特化した兵士で、固有技「ローリング」による回避が可能。戦車やエアバイクなどに搭乗可能。
- ペイルウィング
-
体力が他キャラクターに比べ少ないが、飛行ユニットで空中を飛ぶことができる(エネルギー制限あり)。乗り物や兵器に搭乗不可。
- エアレイド
-
味方部隊に爆撃や砲撃などを要請し、敵を攻撃する戦法を用いる兵士。武器スロットが3つ装備可能 (通常2スロット)で、戦車などの兵器に搭乗することで陸戦兵以上の能力を引き出すことができる。
これらのキャラクターを敵やプレイヤーの好みで使い分けることできるので、戦闘の楽しさが前作よりも大幅に上がっています。
マルチプレイでは、それぞれの役割に振って共闘するのも面白いのでおすすめです。
ミッションは全78種とボリュームも申し分なく、スイッチへの移植作品のなかでは一番お手頃なので最初の一作にピッタリの作品となっています。
地球防衛軍3 for Nintendo Switch
2006年12月14日にXbox360で発売された『地球防衛軍3』のニンテンドースイッチ移植作。
今作から『SIMPLE2000』シリーズの1作としてではなく、独立タイトルとして『地球防衛軍』シリーズを確立した初の作品です。
本作では元々「陸戦兵」だけしか使えませんでしたが、ニンテンドースイッチ版では初めから「ペイルウィング」を使用できるようになりました。
セントリーガンといった新種の武器や敵のバリエーションが大幅に増え、正統的続編といえる内容になっています。
今作から新たに味方NPCが追加されたことで、一人プレイでも部隊メンバーと共闘することが可能になりました。
前作よりもミッションと使用できる兵科の数は減っていますが、圧倒されるような敵たちと選択の幅が広がったウェポンがとても魅力の作品です。
地球防衛軍4.1 for Nintendo Switch
2013年7月4日にPlayStation3、Xbox360で発売された『地球防衛軍4』のアップグレード版のニンテンドースイッチ移植作。
本作ではシリーズ初、4つの兵科を選択しプレイできるようになりました。
- 陸戦兵の特徴を引き継いだ「レンジャー」
- ペイルウィングの特徴を引き継いだ「ウイングダイバー」
- エアレイドの特徴を引き継いだ「エアレイダー」
そして新たな兵科「フェンサー」が今作から追加されました。
フェンサーは、黒いパワードスーツをまとった近接武器と盾を使って敵を攻撃する近接特化型の兵士で、右手と左手に各2種類ずつで合計4つの武器を装備することができます。
前線に出て敵に近づいて戦うこともあって、他の兵科に比べて耐久力が高いのが特徴です。
シューティングよりもアクションが好きという方には、特におすすめなキャラクターになっています。
前作を超える数のミッションと5段階の難易度
- EASY
- NORMAL
- HARD
- HARDEST
- INFERNO
を収録しているため、初心者も始めやすく、やり込み次第で無限に楽しむことができます。
これまでの『地球防衛軍』シリーズから変更点を加え、ゲームバランスが調整された作品で、ニンテンドースイッチ移植の3作ではイチオシです。
コメント