アダルトゲームブランドとしてエロゲ創世記から活躍していた代表的な有名なメーカー「エルフ」。
90年代以前からこれまでに数々の大ヒット作や革新的なエロゲをリリースして、同時期に活躍していたアリスソフトとともに「東のエルフ、西のアリス」として名を馳せたエロゲの歴史に欠かせないメーカーです。
「エルフ」としての活動はすでに終了していますが、スタッフの多くは「シルキーズプラス」で活動しているのでエルフの遺志を継いだ注目のブランドになっています。
今回はそんなエルフから発売されたゲームのなかで、おすすめの作品を5つに厳選して紹介していきます。
ボクの彼女はガテン系
2011年12月8日にエルフから発売されたアドベンチャーゲーム。
本作は、正式タイトルが長く
- ボクの彼女はガテン系
- 彼女がした事、僕がされた事
- 巨乳妻完全捕獲計画
- ボクの妻がアイツに寝取られました。
が「/」で区切られていて、全4章仕立ての連続するシナリオが特徴的。
登場するヒロインが土木工事現場で働く女チーフなど他の作品では珍しい属性をもった個性的なキャラクター達と寝取られのNTR要素が魅力の作品。
主人公とヒロイン達との馴れ初めや出会いがかなり細かく丁寧に描かれているので感情移入しやすく、その分中盤以降のNTR要素の興奮と絶望感が特に凄い内容になっています。
NTRをテーマにしたエロゲの中でも特に人気の高く、代表的な作品なのでNTR好きに特におすすめ。
DL版
遺作
1995年8月25日に発売された作品で、公式のゲームジャンルは「アイテム使用/思考型AVG」。
本作はエルフの人気シリーズ『伊頭家(おやぢ)シリーズ』の第1作目。
怪しい噂の絶えない用務員・伊頭遺作の罠によって廃校の旧校舎に閉じ込められた主人公やヒロインたちが脱出を目指して謎や試練を乗り越えていくストーリー。
旧校舎の中を探索しながらアイテムを見つけたり、使用したりしていくことで進めるようになる本格的な脱出ゲームのゲーム性を取り入れたエロゲとしては貴重な作品。
進めていくごとに明かされていく遺作の過去や仲間たちとのつながりが面白く、続きが気になるようなシナリオも味わえます。
脱出ゲームが好きな人やノベルゲーに飽きた人に特におすすめ。
DL版
1,980円
この記事で紹介しています↓
媚肉の香り ネトリネトラレヤリヤラレ
2008年3月28日にエルフから発売されたアドベンチャーゲーム。
付き合って3ヶ月の恋人・由紀がいる主人公・拓也が、卒業旅行の資金を貯めるため乙葉の家庭教師として三澤家に住み込む事になったことで徐々に歯車が狂い始めるというストーリー。
キレイで肉感的なCGとぬるぬる動くアニメーション、3Dマップを使った家の中を移動できるシステムが特徴的で独自性のある作品です。
バッドエンドが特に衝撃的で、鬱シナリオや刺激的な要素を求めている人にも満足できるようなルートがいくつか登場するのも魅力。
NTR要素はそこまで強くはなく意外にも純愛なシナリオを描いているので、NTR好きではなくても楽しめるので淫靡なゲームを味わいたい人におすすめ。
DL版
同級生
1992年12月17日に発売された恋愛アドベンチャーゲーム。
本作はエルフが世間に名を知らしめた代表作で、ギャルゲー/エロゲの歴史に欠かせない懐かしの名作として有名な作品。
8月10日から8月31日までの間に街や学園でナンパをしていく主人公が、そこで出会うヒロイン達との恋愛や悩みに向き合っていく恋愛ドラマを描いたストーリー。
当時エロ描写中心だったアダルトゲーム業界にシナリオの良さなどエロ以外の面白さを追求した作品で、後のエロゲにも大きな影響を与えました。
2021年2月26日には待望のリメイク版がリリースされているので、昔のテイストを味わいたい人はオリジナル版、現代向けの綺麗なCGと快適なシステムで味わいたい人はリメイク版がおすすめ。
DL版(オリジナル)
1,672円
DL版(リメイク)
8,800円
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
1996年12月26日に発売されたSFファンタジーアドベンチャーゲーム。
並列世界やタイムトラベル、物理・数学・哲学・歴史・宗教などの分野やオカルト・恋愛・ミステリなどの様々な要素を融合した独自のSFシナリオでプレイヤーからの評価の高い作品。
複雑に絡み合った並列世界のストーリーを目に見えるマップ化した「Auto Diverge Mapping System(通称・A.D.M.S.)」が当時画期的で、ADVゲームの進化を感じられるシステムになっています。
R-18ゲームでしか表現できないシナリオとシステムで、アドベンチャーゲームの最高傑作との呼び声高い懐かしの名作。
今プレイすると少し古さを感じられますが、昔のゲームに抵抗ない人や懐かしの名作を楽しみたい人には特におすすめ。
DL版
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