発売日 | 2014年12月19日 |
ジャンル | 学園恋愛アドベンチャー |
メーカー | feng |
対象年齢 | R-18 |
2014年にfengから発売された学園恋愛アドベンチャー『彼女のセイイキ』。
萌えゲーアワード2014で金賞・話題賞を獲得した作品で、続編『妹のセイイキ』、『学校のセイイキ』もリリースされた人気シリーズの一作目。
今回はそんな『彼女のセイイキ』をプレイしてみて感じたことや良かった点、人によって評価の分かれる点について紹介していきます。
『彼女のセイイキ』について
『彼女のセイイキ』のストーリー
登場キャラクター
秋善 冬華
(あきよし ふゆか)
主人公の小学校の頃のクラスメイト。
進学先が違い、いまはもう疎遠。
腹黒S。学校では人当たりが良いお嬢さまだが、
周りの期待にあわせてお嬢さまを演じており、その生活にストレスを感じている。
主人公の前だけではS的なところを見せる。だが、ごく稀にMっ気を見せることもある。
名瀬 ゆかな
(なせ ゆかな)
主人公の妹。
巨乳のツンデレツインテール。
主人公や冬華とは違う学校に通っている。
露出癖がある。寝ている主人公に、エッチなイタズラをすることがある。
主人公に対してきつく当たることがあるが、その後はだいたい、ひとりで後悔している。
鳳 マイカ
(おおとり まいか)
主人公と同じ学校に通っているクラスメイト。
ハーフで銀髪。いつもネコミミパーカーを着ている。アキバ系。
彼女の影響で、主人公はアキバ系に理解がある。
ちょっと不思議。イカ焼きが大好き。匂いフェチ。
『彼女のセイイキ』のゲーム性
本作は選択肢によってストーリーが変化していくアドベンチャーゲーム。
エンディングには
- 主従エンド
- 立場逆転エンド
- 恋人エンド
の3種類があります。
攻略キャラクターは秋善冬華のみで他の女性キャラクターは絡みシーンもなくサブとして登場します。
テキストやUIもシンプルでCGが見やすいシステム面。
ピアノ主体のBGMも作品の雰囲気にあっていて『彼女のセイイキ』の世界観に浸れます。
良かった点
透明感のある可愛いキャラクターたち
涼香氏が担当する透明感のあるキャラクター達たちが可愛く、プレイすればメインヒロイン秋吉冬華に引き込まれていきます。
キャラゲーといっていいほどキャラクターの魅力を前面に出した作品で、可愛いメインヒロインに一途な純愛モノが好きな人に特におすすめ。
エンディング分岐が分かりやすく攻略が簡単
エンディング分岐が終盤にある
- 『主従関係を結んでいたい』
- 『立場を逆転させたい』
- 『恋人の関係になりたい』
の3種類で、選択肢がストーリーに直結しているので分かりやすいです。
攻略が複雑で分かりづらいゲームが苦手な人にもプレイしやすい内容になっています。
ロープライス
本作はfeng初のロープライス作品で、通常版は約2,000円程でプレイできます。
ボリュームは少なく、3~5時間程でクリアできますが、低価格なので気軽にプレイしやすいです。
プレイするならサクッと楽しめる気軽さ重視の人におすすめ。
人によって評価の分かれる点
攻略キャラクターが秋善冬華の1人のみ
メインヒロイン秋善冬華との一途な純愛ストーリーを描いていて攻略キャラは1人のみ。
名瀬ゆかな、鳳マイカといった可愛くて個性的なキャラもいますが、本作では絡みシーンはなくストーリー上のサブキャラ的な立ち位置で登場します。
ただ続編の『妹のセイイキ』ではゆかなが、『学校のセイイキ』ではマイカがメインヒロインなので、好みや興味のあるキャラで選ぶのも良いかもしれません。
絡みシーンの割合が高め (抜きゲー)
『セイイキ』シリーズは絡みシーンが多く、抜きゲーの要素が強めの作品。
だいたいストーリー 6:絡み 4の割合で登場します。
抜きゲーが苦手な人やストーリーをメインで楽しみたい人にはあまり向かないかもしれません。
総評
feng初の低価格ソフトで『セイイキ』シリーズの看板となる作品。
ストーリーもコンパクトにまとまっていて、抜きゲーとしても楽しめるので、fengリリースのゲームを初めてプレイする人や気軽に楽しみたい人に特におすすめです。
興味のある方はぜひプレイしてみてください。
DL版
パッケージ版
2,035円
『妹のセイイキ』(DL)
『学校のセイイキ』(パッケージ)
3,052円
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