日本ファルコムが開発・発売している20年以上続く人気ゲームタイトル「軌跡」シリーズ。
軌跡シリーズは元々、PC向けアクションRPG『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』から始まる「英雄伝説」シリーズの第3期としてスタートしました。
軌跡シリーズの時系列や発売順、おすすめを旧作から新作まで紹介していきます。
「軌跡」シリーズについて (世界観と作品一覧)
「軌跡」シリーズの世界観
軌跡シリーズの基本となる共通の世界観は、
導力と呼ばれるエネルギーによる機械文明が普及しつつあるゼムリア大陸西部で、
覇権を競う2大国
- エレボニア帝国(VIII)
- カルバード共和国(IX)
に挟まれた
- リベール王国(VI)
- クロスベル自治州(VII)
- レミフェリア公国(暁)
を舞台に独立したストーリーが繰り広げられていきます。
「軌跡」シリーズの作品一覧 (発売順)
本編
- 英雄伝説VI 空の軌跡
- 英雄伝説VII
- 英雄伝説 閃の軌跡
- 英雄伝説 創の軌跡
- 英雄伝説 黎の軌跡
番外作品
ファルコム制作
- イースvs.空の軌跡
- 那由多の軌跡
スピンオフ
- 英雄伝説 暁の軌跡 (サービス終了)
- 英雄伝説 閃の軌跡 Northern War
がリリースされていて、本編作品に関しては前後編や章に分割して発売されています。
「軌跡」シリーズを作品ごとに紹介
英雄伝説VI 空の軌跡
2004年から2007年にかけて発売された作品で、
- 空の軌跡FC (前編)
- 空の軌跡SC (後編)
- 空の軌跡 the 3rd (ファンディスク)
の3作がリリースされています。
「空の軌跡」のストーリー
ゼムリア大陸にあるリベール王国を舞台に、民間人の安全と地域の平和を守る「遊撃士(ブレイサー)」として活動する少女エステルと、少年ヨシュアの旅を描いたストーリー。
「空の軌跡」の特徴
軌跡シリーズの第一作目に相応しい名作で、ストーリーが進むごとにを壮大に広がっていく世界規模と、幼いころからあともに生きてきたエステルとヨシュアの関係性が魅力の作品。
特にFCのエンディングが衝撃的で、SCをすぐにでもプレイしたくなるほどの続きが気になる結末になっています。
かなり昔のゲームなので、ボイスがなかったりシステム面が古い部分がありますが、古めのゲームにも抵抗がない方にはおすすめです。
JRPGを代表するような王道なストーリーと内容で、最新機種でのリメイクが期待される名作。
DL版(PC)
2,750円
英雄伝説VII
2010年から2011年にかけて発売された作品で、
- 零の軌跡
- 碧の軌跡
の2作がリリースされています。
「零の軌跡/碧の軌跡」のストーリー
エレボニア帝国とカルバード共和国という2つの大国の狭間で両国を宗主国として成立しているクロスベル自治州を舞台に、「ロイド・エリィ・ティオ・ランディ」のクロスベル警察特務支援課メンバーの活動を描いたストーリー。
「零の軌跡/碧の軌跡」の特徴
前シリーズ(空の軌跡)が壮大だとすると、本シリーズは小国を舞台にしているので、警察特務支援課メンバーとしての活動や個々のストーリーが深く描かれていています。
他のシリーズに比べて、2作で完結するのでコンパクトにまとまった作品が好きな方におすすめ。
また、リメイク版
- 『英雄伝説 零の軌跡:改』
- 『英雄伝説 碧の軌跡:改』
がNintendo Switch版と、PS4版でもリリースされています。
映像や音楽が高クオリティ化しただけでなく、倍速システムも搭載されたので、より快適にプレイできるようになっています。
軌跡シリーズの最初の一作目にイチオシの作品です。
DL版(PC)
2,750円
英雄伝説 閃の軌跡
2013年から2018年にかけて発売された作品で、
- 閃の軌跡
- 閃の軌跡II
- 閃の軌跡III
- 閃の軌跡IV
の4作がリリースされています。
「閃の軌跡」のストーリー
これまでのシリーズで敵国として扱われていたエレボニア帝国を舞台に、トールズ士官学院に通うメンバーたちの人間模様と、国家に関わる大事件との対峙を描いたストーリー。
「閃の軌跡」の特徴
これまでになかった学園モノを採用した作風で、軌跡シリーズで最大ボリュームの超大作。
1と2に関してはリメイク版
- 『英雄伝説 閃の軌跡I:改』
- 『英雄伝説 閃の軌跡II:改』
がNintendo Switch版と、PS4版でリリースされているので、それからプレイするのがおすすめ。
長編や学園モノ好きにイチオシの作品です。
DL版(PC)
4,378円
英雄伝説 創の軌跡
「創の軌跡」のストーリー
ロイド、リィン、謎の人物「C」のそれぞれを主人公にした物語が交錯する、ゼムリア大陸の運命を大きく変える壮大で感動的なストーリー。
「創の軌跡」の特徴
これまでの軌跡シリーズの集大成といえる作品で、それぞれのシリーズからメンバーが大集結しています。
3つのストーリーが交わっていくクロスストーリーシステムが最大の特徴で、これまで1つの国を舞台にしていた世界観が、1つにまとまって繰り広げられる感覚がありシリーズファンには最高。
- 『空の軌跡』
- 『零の軌跡/碧の軌跡』
- 『閃の軌跡』
をすべてクリアした後にプレイしてほしい作品です。
英雄伝説 黎の軌跡
- 黎の軌跡
- 黎の軌跡II
の2作品がリリースされています。(更新日現在)
「黎の軌跡」のストーリー
エレボニア帝国の東に位置する民主国家「カルバード共和国」を舞台に、闇の依頼の解決や警察や遊撃士協会等の下請けを行う「裏解決屋(スプリガン)」の主人公ヴァンが依頼を解決していく中で直面する陰謀や闇の組織に立ち向かっていくストーリー。
「黎の軌跡」の特徴
軌跡シリーズの中でも、裏解決屋が主人公というアングラ感の漂う作品。
ただ、これまでの軌跡シリーズにあった軽快さは健在で、過去作のネタバレやストーリーのつながりも少ないため新規プレイヤーにもおすすめの作品です。
「軌跡」シリーズのプレイヤー別のおすすめ
古めのゲームが好きな人や、「軌跡」シリーズを1作目から順番にプレイしたい人
『空の軌跡』
2,750円
コンパクトにまとまったストーリーを楽しみたい人
『零の軌跡/碧の軌跡』
2,750円
超大作のストーリーを楽しみたい人
『閃の軌跡』
4,378円
軌跡シリーズファンの人
『創の軌跡』
新規プレイヤー、最新機種で楽しみたい人
『黎の軌跡』
コメント