株式会社グリーンウッドのゲームブランド「light」。
他のメーカーにはない独特な設定やテーマをした作品や、良い意味で厨二病チックな作品が得意で、かなり厚いファンを抱えています。
2019年には経営悪化で解散が宣言されましたが、当時の主要メンバーによって事業継続されたのもあって今後の動きに期待のメーカーです。
今回はそんなlightから発売されたゲームのなかで、おすすめの作品を5つに厳選して紹介していきます。
Dies irae 〜Acta est Fabula〜
2009年12月25日に発売された作品で、公式のゲームジャンルは「学園伝奇バトルオペラADV」。
本作は、美少女ゲームアワード2008ではBGM部門で優秀賞を受賞した作品で、心震わす熱いBGMが最高。
また悪とのしのぎを削る熱血バトルや詠唱シーンの演出など、戦闘描写にこだわられているのでバトルものが好きな人に特におすすめ。
light作品の個性が特に強い内容で、人を選びますがハマる人はのめり込むほど没頭してしまう厨二心をくすぐる至高の燃えゲー。
2017年にはアニメ化を記念してリリースされたHD版がリリースされているので、今からプレイするならそちらがおすすめ。
DL版
群青の空を越えて
2005年9月30日に発売された作品で、公式のゲームジャンルは「本格未来架空航空戦記ADV」。
本作は「戦争」をテーマにした作品で、航空養成学校に通う戦闘用航空機のパイロットである主人公とその同僚や仲間たちとの自国での内戦を描いたストーリー。
戦闘に命を賭けた白熱のバトルや、死と隣り合わせのキャラクターたちの葛藤や死生観など考えさせられるシナリオが魅力の作品です。
キャラクターの心理描写もリアルに描かれていて感情移入しやすく、必死に生きるキャラたちの強さを堪能できます。
戦闘機の細かな描写や軍事用語が飛び交うマニアックな内容で、ミリタリーや戦記モノの作品が好きな人に特におすすめ。
DL版
4,070円
神咒神威神楽
2011年9月30日に発売されたアドベンチャーゲームで、読み方は「かじりかむいかぐら」。
『PARADISE LOST』、『Dies irae』に続く神座万象シリーズの3作目で最終作。
シリーズの中でも和風テイストな世界観とデザインが特徴的で、本作でも魅力的なキャラクター達の熱いバトルを味わえます。
男女様々のキャラクターたちそれぞれの物語を描いた群像劇シナリオや、和を感じる外来語を省いた縦書きフォーマットのテキストが特徴的。
シリーズの前作『Dies irae 〜Acta est Fabula〜』と密につながったストーリーになっているので、より深く楽しみたい人はプレイ推奨。
DL版
8,046円
R.U.R.U.R 〜このこのために、せめてきれいな星空を〜
2007年4月27日に発売された作品で、公式のゲームジャンルは「遠未来SF恋愛アドベンチャー」。
主人公は少年で「被造知性」と呼ばれるロボットたちとの家族のような交流を描いた、いわゆる「おねショタ」風味のテイスト。
巨大宇宙船が舞台のリアリティとは離れた世界と、家族愛+ラブロマンスな内容とスローライフな日常からの後半のSFを追及したストーリーが魅力的な作品です。
OP曲の『Rose!Rose!Rose!』やED曲の『誓いの言葉』も名曲で、音楽を重視する人にも惹きつけられるクオリティ。
童話のような世界観ととSFチックなシナリオで特殊な雰囲気のある作品が好きな人に特におすすめ。
相州戦神館學園 八命陣
2014年2月28日に発売されたアドベンチャーゲームで、「萌えゲーアワード2014 燃え系作品賞」受賞作。
キャッチコピーは『戦(イクサ)の真(マコト)は千(アマタ)の信(イノリ)に顕現する。』
至高の厨二燃えゲー「神座万象」シリーズの後継作で、名ゼリフが連発する異能バトル全開のシーンを大量に楽しめます。
ギャグシーンも面白く緩急のあるシナリオで、個性的な若々しいキャラクター達の成長ストーリーが魅力の作品。
ジュブナイルな作風の作品が好きな人や熱血バトルを味わいたい人に特におすすめ。
DL版
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