リリース日 | 2018年10月24日 |
価格 | 650円~892円 |
ジャンル | カードゲーム |
プレイ人数 | 1~4人 |
対応機種 | iOS Android PC(Steam) |
2012年に同人ゲームとして日本で発売されたカードゲーム『ラブレター』が、公認を受けデジタル版として2018年にリリースされています。
ゲーム自体の面白さ楽しみ方はそのままにデザインが一新され、原作とは違った雰囲気を味わえます。
今回は本作をプレイしてみての感想や良かった点と人によって評価が分かれる点についてそれぞれ紹介していきたいと思います。
Love Letterのゲーム性
本作に登場するカードは、カード左上にある番号1から8までのキャラクター8種類で、全16枚のカードを使用します。
全16枚のカードは各種類が2枚ずつあるわけではなく
- ➀ 衛兵 : 5枚
- ➁ 僧侶 : 2枚
- ➂ 男爵 : 2枚
- ➃ 女中 : 2枚
- ⑤ 王子 : 2枚
- ⑥ 王 : 1枚
- ⑦伯爵夫人: 1枚
- ⑧ 姫 : 1枚
というように番号が低いほど多い枚数が用意されており、このカードのそれぞれが固有の効果を発動します。
効果
- ➀ 衛兵 : 指名した相手の持っている手札を推測し、当てた場合相手をゲームから脱落させる
- ➁ 僧侶 : 指名した相手の手札を見る
- ➂ 男爵 : 指名した相手のカードと自分のカードを比較し、番号の低い方がゲームから脱落する
- ➃ 女中 : 1ターンの間、相手からのカードの効果を無効化する
- ⑤ 王子 : 指名した相手の手札を捨て、新たな手札を引かせる
- ⑥ 王 : 指名した相手と手札を交換する
- ⑦伯爵夫人: 王または王子が手札にある場合にこのカードを捨てなければならない
- ⑧ 姫 : このカードを捨てた場合にそのプレイヤーはゲームから脱落する
これらの効果を駆使しながら、ゲーム終了までに他のプレイヤーを脱落させるか、ゲーム終了時により強いカードを持っていたプレイヤーが勝利となります。
⑦伯爵夫人や⑧姫はカードとしては強いですが、そのカード効果が縛りとなるため捨てることなく相手にバレないようにゲーム終了まで隠し持っておくことが必要です。
最大1~4人でプレイすることができ、iOS/Android版では場所を選ばず、気軽にプレイすることができます。
良かった点
シンプルながら奥深い心理戦が楽しめる
カード枚数が少なく、ゲームルールが分かりやすいながら本格的な心理戦を楽しむことができます。
衛兵で相手の手札カードを見破ったときや、伯爵夫人・姫カードをゲーム終了まで持ち続けられたときの高揚感、女中の効果を発動したときの安心感というようにカードそれぞれで違った感覚を味わえます。
またゲーム終了に近づくごとにまだ引かれていないカードを予想しやすくなるため、終盤になるほど戦略性が高くなり、緊張感も増していくのも面白さの一つです。
1ゲームが短く、スキマ時間にプレイできる
カード自体の枚数は少ないため1ゲームが短く、何度でもあるいは初めての方でも遊びやすいゲームになっています。
スキマ時間に軽く遊んだり、パーティーゲームとしても遊べるゲームなので一度購入しておけば好きなときに遊べるので便利です。
人によって評価が分かれる点
オンラインでの野良マッチが過疎気味
知人や友人とオンラインでプレイするのであれば全く問題ないですが、一人でオンラインマッチをしようとすると発売から結構経っていることもあり過疎気味な状態です。
AI対戦も用意されているので、AI対戦で十分楽しめる方にはそこまでデメリットではないかもしれませんが、野良でのオンライン対戦にこだわりたい方には合わないかもしれません。
高度な心理戦を楽しめるゲームをプレイしたい方におすすめで、価格も安価でiOS/Android版では場所を選ばずプレイできるのでスキマ時間にできるゲームを探している方にもピッタリなゲームとなっているので、是非プレイしてみてください。
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