エロゲ・美少女ゲームのなかにはノスタルジックさのある田舎を舞台にした作品が数々リリースされています。
ほのぼのとした田舎だけでなく、ダークさや伝奇を織り交ぜた作品も多くあり、田舎のスローライフさと閉塞感の両面を描いたシナリオが多いのも特徴的。
そこで今回は田舎を舞台にしたエロゲのおすすめを5つに厳選して紹介していきます。
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黄昏のシンセミア
2010年7月22日にあっぷりけから発売された作品で、公式のゲームジャンルは「絆を受け継ぐ純愛ADV」。
本作は萌えゲーアワード2010大賞部門・金賞を受賞した2010年のエロゲを代表する傑作。
叔母からのアルバイトをきっかけに故郷「御奈神村」に帰ってきた主人公・皆神孝介と、妹の皆神さくや、幼馴染の春日いろはなどのヒロイン達が、日常から一転した不気味で不可解な事件と遭遇するストーリー。
羽衣伝説をモチーフにした和風伝奇な作風で、ホラーやグロテスクな表現など刺激的な内容が特徴的。
各ヒロインの個別ルートをクリアした後に解放されるトゥルールート「シンセミア」が、これまでの謎や関連が解き明かされていく完結編のシナリオになっています。
田舎モノの雰囲気と、伝奇を取り入れた完成度の高いシナリオが魅力の特にイチオシの作品。
DL版
ものべの
2012年4月27日にLoseから発売されたシネマティックノベルゲーム。
高知県にある「茂伸村」に帰郷した医大生の主人公・沢井 透と妹・夏葉が、そこに住むヒロイン達、妖怪たちとの交流や、夏葉に起こる奇妙な異変の原因を探していくストーリー。
人間と妖怪が混在するノスタルジックな田舎が魅力の作品で、綺麗なCGや背景と一緒にほのぼの感を味わえます。
システム面もトップクラスに充実していて、目パチや口の動きなどアニメーションの調整も可能で快適にプレイできます。
これまでに
- ものべの (無印)
- ものべの −happy end−
- ものべの 全部入り
の3作品がリリースされていて、原作版で賛否両論だったシナリオを改変した『ものべの −happy end−』or『ものべの 全部入り』がおすすめです。
田舎の空気感・清涼感は随一で、特に田舎の雰囲気を存分に味わいたい人にイチオシの作品。
DL版
この記事で紹介しています↓
果てしなく青い、この空の下で…。
2000年6月30日にTOPCATから発売されたアドベンチャーゲームで、略称は「果て青」。
山に囲まれた田舎の村を舞台にした、1年後に廃校することを告げる生徒数6人の「安曇学園」のメンバーたちとの交流や、彼らに迫る陰謀と闇を描いたストーリー。
ほのぼのとした田舎が舞台の作品かと思いきや、村の言い伝えを題材にした伝奇やゾッとするホラー要素、鬱シナリオと刺激的な内容。
山に囲まれた田舎の逃げ場のない閉塞感が忠実に表現されていて、ストーリーにうまく活かされていてどのヒロインのルートもシナリオのクオリティが高いです。
また、ちょっとした謎解き要素もあるシナリオもあって遊び心を取り入れているのも◎。
2009年10月30日にはリメイク版『果てしなく青い、この空の下で…。[完全版]』がリリースされているので、今からプレイするならそちらがおすすめです。
DL版
3,982円
この記事で紹介しています↓
ヨスガノソラ
2008年12月5日にSphereから発売されたアドベンチャーゲーム。
山奥の田舎町に移り住んだ主人公・春日野 悠と、妹・春日野 穹の2人が、そこで出会う少女たちとの恋愛を描いたストーリー。
田舎の爽やかさとキャラクター・背景CGの美しさが特に印象的な作品で、ヒロインは妹・ご令嬢・神社の娘などの属性のキャラクターが特徴。
妹の「穹ルート」に特に力が入れられていて、アニメ化されたことで〇〇なシーンで「ヨスガる」という言葉が生まれたことでも有名です。
翌年には妹・穹とのアフターストーリーを描いたファンディスク『ハルカナソラ』もリリースされています。
田舎とエロを上手く織り交ぜた内容で、特に妹キャラ好きの人におすすめ。
DL版
9,981円
ゆのはな
2005年3月25日にPULLTOPから発売されたアドベンチャーゲーム。
キャッチコピーは「ものがたりの季節は、冬」。
公式のゲームジャンルは「賽銭おねだりADV」で、アルバイトで賽銭を稼いでアルバイト先のヒロイン達との恋愛を深めていくシナリオが特徴的。
癒される日常シーンと心温まるキャラクターとの触れ合いをメインに描かれていて、最高の雰囲気と優しさを味わえます。
ほのぼのとした冬の田舎を舞台にしていて、伝奇などのダークな要素のない、癒される純粋な田舎ゲーを味わいたい人におすすめ。
DL版
3,300円
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