発売日 | 1990年5月15日 (オリジナル) 2023年9月20日 (リメイク版) |
ジャンル | RPG |
メーカー | アリスソフト |
対象年齢 | R-18 |
1990年5月15日にアリスソフトから発売されたRPG『Rance II -反逆の少女たち-』。
アリスソフトの看板作品『ランス』シリーズの2作目で、ファンディスク『アリス2010』ではグラフィックと一部のシナリオテキストをリニューアルしたリメイク版が収録されています。
そして2023年にはリメイク版が無料リリースされ、誰でも気軽に楽しめるようになりました。
今回はそんなリメイク版『ランス02−反逆の少女たち−』をプレイしてみて感じたことや良かった点、人によって評価の分かれる点について紹介していきます。
『ランス02』について
『ランス02』のストーリー
『ランス02』のゲーム性
本作はダンジョン攻略のゲーム性を取り入れたシナリオを楽しめるRPG。
装備やアイテムを購入できるショップや酒場のある「街」と、数々の敵やボスが出現する「迷宮」を行き来しながらストーリーを進めていきます。
ダンジョン内には、ダメージを受けてしまう電撃や道をふさいでいる障害物などのトラップが張り巡らされていて、初見殺しなモノもあり。
ダンジョン内には、青の虫眼鏡マークを押すことで発生するイベントや登場するキャラクターなどもいるので、不自然なスペースや気になるような場所に注意。
また、緑のテントマークでは、街・ダンジョンに関わらずテントでセーブや気力(MP/SP)の回復、装備の変更が可能です。
戦闘
戦闘はランダムエンカウントで発生し、ダンジョンの階層やエリアによって登場する敵が大きく変わります。
戦闘コマンドには、
- 武器で攻撃する
- 必殺技を使う
- 悪口を言う (特定の場面で効果のある攻撃)
- 少し休む (HP回復)
- アイテムを使う
- 逃げる
があり、物理攻撃や必殺技などオーソドックスなRPGバトル。
ヒロイン(AI行動)との共闘になるので、回復や攻撃などの行動を予想しながら主人公の行動を選択していく必要あり。
昔ながらのターン制のRPGの良さを感じられるシステムになっています。
良かった点
やりごたえのあるRPG要素
ダンジョンにある鍵などのアイテムや転移装置などのギミックを活かしてダンジョンを踏破していくRPG要素が魅力。
街で発生するイベントや、情報屋や酒屋の店主との情報交換などによって手がかりが得られることもあるので、ダンジョンと街の両方を楽しめます。
昔ながらのレトロなRPGが好きな人には特におすすめ。
リメイクされて可愛く描かれたヒロインたち
原作版の1990年当時の粗かったイラストが、リアルでアニメチックな可愛いらしい絵柄に進化していて、原作版を既プレイの人も新鮮に楽しめるようになっています。
ヒロインのビジュアルの可愛さ重視の人にも楽しめるクオリティで、満足できる内容になっています。
無料で気軽に楽しめる
『ランス』シリーズのナンバリング作品を無料で楽しめるのが最高。
RPGを手軽に楽しみたい人やシリーズ未プレイの人にもおすすめ。
また、FANZAではブラウザ版(β)対応作品になっているので、外出先や寝ころびながらプレイしたい人にもオンライン環境があればスマホでも手軽に楽しめるのも◎。
人によって評価の分かれる点
システムの古臭さが少し残っている
オリジナル版からデザインや快適性は大幅に向上していますが、ところどころに古臭さは残っています。
上下左右移動型のダンジョンや、敵との戦闘があっさりしているところなど今のRPGと比べるとシステム面で劣ります。
レトロなRPGや昔ながらのシステムが好きな人にはおすすめ。
主人公が鬼畜で外道
『ランス』シリーズお決まりの鬼畜で外道な主人公。
自分勝手な行動や言動をしたり、情報を引き出すために女キャラに〇〇したりとかなりクズ。
ランスの面白さでもありますが、純愛ものを求めている人には合いません。
総評
『ランス』シリーズ第2作目を快適で現代向けRPGに進化させたリメイク作。
公式から無料配布されたことで手軽に楽しめるになっているので、シリーズ入門編やレトロゲーム好きにピッタリの内容。
スマホでも手軽にプレイできるので、ぜひ興味のある人はプレイしてみてください。
DL版
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