【リマスター版】零 ~月蝕の仮面~ レビュー

発売日2023年3月9日
 ジャンル  和風ホラーアドベンチャー 
CEROC(15歳以上対象)
対応機種Nintendo Switch
PlayStation4
PlayStation5
Xbox One
Xbox Series X/S
PC (Steam)

2008年7月31日にWiiで発売された『零~月蝕の仮面~』のリマスター版が発売されました。

原作から大きく変わったところには

追加要素や変更点
  • グラフィックの進化
  • 新たなコスチュームの追加
  • ゲーム内で写真撮影が可能な「フォトモード」搭載
  • 限定版の特典やDLC

などがあります。

今回はリマスター版『零 ~月蝕の仮面~』をプレイしてみて感じたことや良かった点、人によって評価の分かれる点について紹介していきます。

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目次

零 ~月蝕の仮面~ について

零 ~月蝕の仮面~ のストーリー

本州の南に浮かぶ島——朧月島
ろうげつとう
で十年に一度開かれる朧月神楽
ろうげつかぐら

その神楽の最中に、五人の少女が神隠しに遭った。

少女たちは一人の刑事に助け出されたが、すべての記憶を失くしていた。
神隠しに遭った少女の一人、水無月流歌
みなづき るか
にはかすかに憶えていることがあった。
それは、一つの旋律…
十年後、神隠しに遭った少女のうち、二人が相次いで死んだ。

流歌と共に残された少女、
海咲
みさき
円香
まどか
は友人の死の謎を解き明かすために朧月島に向かった。
そして二人を追って流歌も島へ渡る。

失った記憶の先にあるものを確かめるために…

零 ~月蝕の仮面~ 公式サイトより引用

零 ~月蝕の仮面~ のゲーム性

ストーリーの章ごとに目的となる場所やアイテム、真相を突き止めていく探索型のホラーアクションアドベンチャー。

出現する霊を滅していきながら、舞台となる廃病院と洋館を歩き回ります。

主人公は章ごとに切り替わり、水無月流歌麻生海咲月森円香霧島長四郎の4人の主人公視点から物語を楽しむことができます。

出現する霊を除霊するには、『』シリーズではおなじみの「射影機」とよばれる異界のものを映し出せるカメラを使用。

射影機

霊にカメラを向けることで、霊力ゲージがチャージされていき溜まった分だけのダメージを霊に与えることができます。

ただ、霊もカメラに収まらないよう正面から離れて動いたり、瞬間移動したりと避けながら攻撃を仕掛けてきます。

いかに霊力をチャージしつつ攻撃できるかが攻略のカギになってくるため、カメラを向ける瞬発力やスピードがとても重要です。

唯一の男主人公・霧島長四郎に関しては射影機ではなく、「霊石灯」と呼ばれる懐中電灯型のガジェットを使用します。

基本的な使い方は、射影機とほとんど同じですがより強力でスピーディーに除霊することが可能です。

射影機霊石灯はどちらも強化でき、カメラの感度や霊力チャージのスピード、与ダメージの増加などを収集アイテム「霊力の欠片」をコストとして使用します。

他にも霊の移動速度を遅くするなど特殊効果をもった強化レンズの装備や、威力増強とチャージ時間の短縮が可能なフィルムなどいろいろなカスタマイズが可能です。

プレイヤーを襲ってくる怨霊以外にも地縛霊浮遊霊なども登場し、撮影することでストーリーが進行したり、「霊リスト」というコレクション要素を楽しんだりすることができます。

良かった点

ムービーの美麗さ と ホラーパートの恐怖感あるノイズ画面 の対比

原作のWii版から映像のクオリティが驚くほど進化しています。

特に登場キャラクターの顔がアップで映るシーンでは、肌の質感がはっきり伝わるくらいに再現されていて驚きました。

逆に探索パートやホラーなムービー部分では、細かなノイズなどの恐怖をかきたてるような映像表現が取り入れられていて刺激的です。

新旧を比較した動画をアップした方がいたのでご参考までに。

霊石灯を使った除霊の爽快感

霧島長四郎だけが使用できる霊石灯での除霊が爽快でした。

射影機はカメラということもあり、切り替えや霊を追う時の感度が比較的難しめです。

しかし霊石灯では、動きながらでも素早く使用できるので射影機とは違った除霊システムを味わえました。

豊富な探索ホラー以外のゲーム要素

本作はホラーと探索以外のゲーム要素もいくつか取り入れられています。

ストーリー進行には、ピアノで旋律を奏でるイベントやちょっとした謎解きパート、15パズルなど、ホラー要素が一辺倒にならないよう工夫がされています。

また、浮遊霊や館のあちこちに隠されている鬼灯人形を写真に収めるなど、やりこみ要素もあるためゲームに収集を求める方にもおすすめです。

人によって評価の分かれる点

クセのある操作性

元々がWiiで発売された作品ということもあって、操作性に大きな違いがあります。

そのため操作感に慣れるまでは、霊とのバトル時に思い通りに倒せないことや移動に詰まることも…。

ただ、2章をクリアするぐらいまでには慣れていたので個人的にはそこまで気になりませんでした。

快適な操作性を特に重視している方にはマイナス要素かもしれません。

ゆったりとした移動速度

本作に限らず『』シリーズでは、霊に追われる恐怖感や作品の雰囲気、作り込みをじっくりと見てもらえるようゆったりとした移動を採用しています。

ダッシュしたとしても気持ち速くなったと感じるほどで、決してスピード感のある移動ではないためスピーディーな移動やスタイリッシュなアクションを求める方には合わないかもしれません。

総評

原作に比べて特に映像面で大きく進化し、ホラーシーンや『』シリーズのおしとやかで魅力的なキャラクターたちを圧倒的なグラフィックで楽しめました。

WiiUで発売された『零 ~濡鴉ノ巫女~』のリマスター化に続いて本作が発売されたので、これからも過去作のリマスター化が期待できます。

ホラゲー好きはもちろん、原作を昔にプレイした方にもおすすめの作品です。

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