発売日 | 2017年2月24日 |
ジャンル | アクションゲーム |
CERO | B(12歳以上対象) |
対応機種 | Nintendo Switch PlayStation 4 Xbox One PC (Steam, GOG.com, Humble Bundle) |
『ホロウナイト』は、オーストラリアにあるインディーゲームスタジオのTeam Cherryが開発したアクションゲームです。
本作の人気は高く、続編となる『ホロウナイト シルクソング』を開発中で後にリリース予定であることが発表されましたことでも知られています。
今回はそんなホロウナイトをプレイしてみて感じたことや良かった点、人によって評価が分かれる点を紹介していきたいと思います。
ホロウナイトのゲーム性
ホロウナイトは、複数のエリアで構成されたダンジョンを自由に攻略していく横視点の2Dアクションである「メトロイドヴァニア」の形式が採用されています。
- メトロイドヴァニア
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『メトロイド』と『キャッスルヴァニア(悪魔城ドラキュラ)』の2作品のタイトルを組み合わせたような探索型アクションのゲームジャンル
プレイヤーは地下の王国「ハロウネスト」を旅していくことで、王国の歴史や主人公の宿命を知ることになります。
ダンジョンの探索にはエリアマップや、コストに応じて装着できる特殊効果をもったチャームが必要不可欠で、ダンジョン攻略を快適にしてくれます。
また、暗闇のエリアを照らすことのできるライトや、残機を増やすために必要な欠片などのアイテムもあり、どれもエリアを全てまわる場合には重要です。
探索に必要となるエリアマップや各種アイテムを入手するには、敵を倒したり売却専用アイテムを売ったりすることで得られるジオが必要となります。
この集めた通貨は、ライフが尽きるとその場に主人公の形をした影としてドロップしますが、それを回収するまでにまたライフが尽きてしまうと完全消滅してしまいます。
そのためいかに死なずにジオを貯め、ダンジョンを攻略していくかがクリアのカギ。
アクションとしての難易度は、比較的難しめでやりごたえのあるものになっています。
しかし、アクションが苦手でも通貨を地道に貯め、アイテムを充実させることで攻略可能です。
また、進めていくと駅のような役割をもつスタグというキャラクターの路線図が広がっていったり、一部エリアにあるトラム(電車)を利用できるようになるため、ダンジョンを移動しやすくなっていきます。
他にもビンに閉じ込められた芋虫たちの救出などのやり込み要素も豊富です。
良かった点
チャームなどのアイテムの種類が豊富
「敵を倒したときに散らばったジオの自動回収」や「固定ライフ上昇」などのような特殊効果をもったチャームの種類が豊富で、全40種類あります。
どれもボス戦やジオ稼ぎなど、プレイヤーの状況に合わせてカスタマイズできるので目標達成の効率化ができます。
チャームを全種類集めるのを目標にプレイするのも面白いかもしれません。
絵に粗さがなく、可愛らしい
世界観はダーク感が漂っていますが、キャラクターやデザインが可愛らしいのでうまく中和されています。
ダークな作風に寄りすぎたゲーム作品はどうしても人を選んでしまいますが、本作は誰にも受け入れらるようなポップさとダークさを兼ね備えた珍しいゲームだと思います。
マルチエンディング
本作にはマルチエンディングが採用されており、全3種のエンディングが用意されています。
プレイヤーの行動や特定のアイテムの入手によってエンディングが変わるため、安価なゲームながらこの一作で長く遊べます。
人によって評価が分かれる点
武器の固有スキル(剣技)の使いどころが少ない
ジオを払うことや、奥まったエリアにいるキャラクターに伝授してもらうことで回転斬りやダッシュ斬りなどの剣技が習得できます。
しかしあまり使いどころがなく、魅力的な要素をうまく活かせていないように感じました。
続編では、剣技などの様々な要素を存分に活かしたものになっているよう期待です。
総評
安価なゲームながら、プレイヤーによっては100時間を超えるほど楽しめるようなコスパ最高のゲームです。
アクションが極度に苦手な方にはおすすめできませんが、そうでない方には自信をもっておすすめできる作品になっています。
少しでも興味を持った方は是非プレイしてみてください。
Nintendo Switch
DL版
特典付きパッケージ版
PS4版
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