インディーゲームとは、個人や中小企業などの小規模の制作陣で制作されたゲーム。
近年、インディーゲームの市場は広がっており、有名企業のゲーム作品に引けを取らないような名作がリリースされることも増えてきました。
また価格帯が比較的安い作品が多いので、気軽にプレイしやすいというところもインディーゲームの魅力です。
今回はそんな数あるインディーゲームの中からニンテンドースイッチでプレイできるおすすめのタイトルを10本に厳選して紹介していきたいと思います。
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ホロウナイト
オーストラリアにあるインディゲームスタジオのTeam Cherryが開発したアクションゲームです。
かつて栄えていた地下王国「ハロウネスト」を主人公がその王国の歴史や自身の宿命を理解しながら冒険していくという物語になっています。
本作では、2Dの探索型アクションゲーム(メトロイドヴァニア)の形式が採用されています。
攻略を進めていく順番はあらかじめ決められていないため、自分の思い通りに自由気ままに探索可能です。
また、チャームとよばれる特殊効果をもった装備品を集めていくことで、ボス戦や探索といった自分の状況に応じた能力値上昇、作業効率化などの効果を得ることができます。
手頃な価格に対してゲームとしてのボリュームが凄く、人によっては100時間以上遊ぶことができるゲームとなっています。
少し難易度が高めなので、アクションゲームが好きな方や得意な方におすすめできる作品です。
UNDERTALE
Toby Fox氏が開発したRPG作品で、インディーゲームでありながら全世界で100万本以上の売り上げを記録した傑作です。
プレイヤーは、地底世界に落ちてしまった「ニンゲン」を操作し、地上に帰るために様々なモンスターと出会いながら冒険を繰り広げていくという物語です。
本作は、「誰も死ななくていいやさしいRPG」というキャッチコピーを掲げていることもあり、ゲーム中にモンスターを必ず倒す必要はなく、プレイヤーの意思に任されています。
ゲームの雰囲気は、制作者が『MOTHER』シリーズや『マリオ&ルイージRPG』に影響を受けたこともあって、それらの作品に似た柔らかくレトロチックな作風です。
ストーリーにはマルチエンディングが採用されており、それぞれのルートの空気感は全く違うものになっています。
ルートによってはゾクッと緊張感のあるようなシーンや、にこやかで楽しげなシーンなどがあり、いろんな感覚を味わえます。
インディーゲームの中でも人気の高い作品なので、プレイしたことのない方は是非プレイしてみてください。
風ノ旅ビト
『Flowery』や『flOw』を手掛けたThatgamecompanyが開発したアドベンチャーゲーム。
メタスコア90点越えを叩き出すほどプレイヤーからの評価がとても高い作品です。
本作の舞台は広い砂の世界で、主人公は外套をまとった「旅ビト」となって冒険していきます。
ゲーム中には、直接的な言葉や文字などは登場せず、静かで平和的な美しい世界を旅していくという世界観と雰囲気が最高の作品となっています。
さらにオンラインを通じて、他のプレイヤーとの言葉を交わすことのないけれど温かみのある交流や、一緒に寄り添いながらの協力プレイが可能です。
不思議で癒されるような世界観がとても魅力のゲーム作品なので、そういった作風が好きな方は是非プレイしてみてください。
Subnautica
Unknown Worlds Entertainmentが開発したオープンワールドサバイバルゲーム。
プレイヤーは、宇宙船「オーロラ号」が墜落して海洋惑星に不時着した主人公となって脱出を目指して冒険していきます。
海中に落ちている資源や食材などを集めて新たなアイテムを作成したり、海中に自分だけの基地を造ったりすることもできます。
海の底に潜む巨大生物に追われる恐怖や、ゲームを進めごとにやれることが増えていく自由度の高さが魅力の作品です。
Inscryption
DevolverDigitalから発売されたサイコロジカルホラー×デッキ構築型アドベンチャーゲーム。
ゲームをスタートすると、そこは灯りのほとんどない暗い密室。
テーブルをはさんで、対面に座る正体不明の謎の男とのデッキ構築型のカードゲームが始まります。
ゲームに勝っていくことでボードゲームの駒を1つずつ進めることができ、止まった場所によって回復やカードデッキの追加、排除などの効果がもたらされます。
何度もリスタートしながら勝ち進め、ようやくたどり着いたラストバトルの先にある衝撃の結末とは…。
予想外な展開の連続なので、ネタバレを見ずにプレイすることをおすすめします。
天穂のサクナヒメ
えーでるわいすが開発し、マーベラスから発売された和風アクションRPG。
本作は「アクション」と「米作り」の2つのパートに分かれており、指定された条件を達成していくことで物語が進んでいきます。
ネット上では、本格的すぎる稲作工程が話題になり爆発的な大ヒットを起こしたことで「令和の米騒動」とも呼ばれました。
和を感じる日本昔話のような世界観と爽快なコンボアクションが魅力の作品です。
Vampire Survivors
Poncleから発売されたローグライクシューティングゲーム。
プレイヤーは、キャラクターと挑戦するステージを選択すると周りになにもない開けたフィールドからゲームが始まります。
スタートすると全方向から敵が迫ってくるので、一定間隔で発動する自動攻撃を駆使しながら敵を倒していきます。
敵を倒したときのドロップや、プレイヤーレベルのアップ時にもらえるアイテムを得ることで自動攻撃のパターンを増やしていくことが可能です。
敵が増え続けるフィールドで30分耐久という難しいクリア条件ですが、単純ながら不思議な中毒性とクリアしたときの達成感がとても魅力的な作品です。
Cuphead
カナダのインディーゲームスタジオStudioMDHRが開発した2Dアクションシューティングゲーム。
本作の特徴は、1930年代のカートゥーンアニメを意識した絵柄やBGMのクオリティの高さと、高難易度の激ムズアクション。
映像やBGMに関しては、ノイズの入れ方や表現方法、音質の古めかしさなど制作陣のとても強いこだわりが感じられます。
また、ポップかつコミカルな世界観で敵味方のどちらのキャラクターもとても魅力的な作品です。
ゲームの難易度に関しては、近年の作品ではあまり見られないような難しさを誇るゲームで、10回以上のリトライは当たり前のアクションゲームとなっています。
とても難しいゲームですが、クリアした時の達成感は他のゲームではなかなか味わえないものになっているので、アクションが好きで得意な方にはとてもおすすめできる作品です。
この記事で紹介しています↓
HADES
アメリカのSupergiant Gamesが開発したローグライクアクションRPGで、全世界で100万本以上の売上を記録した人気作。
プレイヤーは冥王ハデスの息子ザグレウスとなって冥界からの家出を試みて、外の世界への脱出を目指していくという物語になっています。
本作では、プレイごとにダンジョンで獲得できるアイテムやパターンが変化する「ローグライク」の形式が採用されています。
ダンジョンクリアにはアクションスキルの実力はもちろんのこと、運要素なども程よく絡んでくるところがクセになる魅力的なゲーム性。
もしダンジョンクリアに何度も失敗したとしても、道中で収集したアイテムや通貨などで、能力値の上昇や特殊効果を得ることが可能なので着実にクリアに近づくことができます。
ゲームの真エンディングにたどり着くまでのボリュームは凄く、やり込み要素が充実しているので、ゲーム性にハマった方はこの一作で長く遊び続けることができます。
アクションゲームが好きな方やローグライク、ハクスラなどのサブジャンルを好んでプレイする方にもおすすめの作品です。
ドキドキ文芸部!
チーム・サルバトから発売されたビジュアルノベルゲーム。
正統派の恋愛アドベンチャーとは一線を画した狂気的なストーリーが話題を呼びました。
キャラクターの隠された闇や正体がだんだんと明かされ、物語を進めていくたびにこれまでの平和な日常は崩壊していきます。
プレイヤーを驚がくさせるような仕掛けがたくさん施されているので、ゲームへの没入感は最高。
刺激的な表現が苦手な方にはおすすめできませんが、好きな人にとっては記憶に残り続ける怪作です。
Nintendo Switch版
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