【PCゲーム】『信長の野望』シリーズのおすすめや歴代の作品を発売順に一挙紹介

コーエーテクモゲームスから発売されている歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』シリーズ。

「歴史シミュレーション」というジャンルを確立した草分け的なゲームで、シリーズ累計売上本数が1000万を超えるプレイヤーからの人気の高い作品です。

今回はそんな『信長の野望』シリーズのおすすめや歴代の作品について発売順で紹介していきます。

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目次

『信長の野望』シリーズとは

『信長の野望』シリーズは日本の戦国時代をテーマにした歴史シミュレーションゲーム。

シリーズ本編作品は、

  • 信長の野望
  • 信長の野望・全国版
  • 信長の野望・戦国群雄伝
  • 信長の野望・武将風雲録
  • 信長の野望・覇王伝
  • 信長の野望・天翔記
  • 信長の野望・将星録
  • 信長の野望・烈風伝
  • 信長の野望・嵐世記
  • 信長の野望・蒼天録
  • 信長の野望・天下創世
  • 信長の野望・革新
  • 信長の野望・天道
  • 信長の野望・創造
  • 信長の野望・大志
  • 信長の野望・新生

の16本がリリースされています。(番外編やスピンオフは除く)

大名となって内政で自国を富ませたり、軍事力を強化したりして敵勢力を合戦で討ち滅ぼすことで全国統一を目指す、国の発展や下剋上が面白く、中毒性が高いです。

作品によっては外交や歴史イベント、家臣からスタートできるなど、新たな試みや歴史モノとしての奥深さが広がる違ったゲーム性を味わえます。

無印版のゲームシステムの改善や新要素の追加など内容を充実させた「パワーアップキット版」が、『信長の野望・覇王伝』以降リリースされるのが恒例になっています。

最新作

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『信長の野望』シリーズのおすすめピックアップ

「最高傑作」との呼び声高い、シリーズの中でも特に人気のある作品

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本編作品

信長の野望

1983年3月30日に発売された『信長の野望』シリーズの第1作目。

近畿から中部にかけての17の国を舞台に、織田信長か武田信玄のどちらかになり全国統一を目指していきます。

領国経営という本格的なビジネス要素をシミュレーションゲームに初めて導入し、後のゲームに影響を与えた画期的な作品。

アレンジ版『信長の野望 リターンズ』も後にリリースされました。

信長の野望・全国版

1986年9月に発売されたシリーズ第2作目。

北海道から九州までの50カ国を舞台に、内政・戦闘・外交の要素を強化されています。

他国領の農民に対する寝返り工作や、 戦闘に騎馬隊・鉄砲隊などの部隊属性を導入。

大名の顔グラフィックの追加や菅野よう子氏作曲のBGMなど前作から大きく進化した作品です。

信長の野望・戦国群雄伝

1986年9月に発売されたシリーズ第3作目。

中部から中国・四国までの38カ国を舞台に全国統一を目指していきます。

今作から配下武将が登場し、それぞれ細かく能力値が設定された400人の武将の人材管理がとても重要。

戦略コマンドは

  • 「移動」
  • 「開発」
  • 「取引」
  • 「情報」
  • 「人事」
  • 「外交」
  • 「謀略」
  • 「軍事」
  • 「機能」

と大きく増え、より本格的な内政を行えるようになりました。

信長の野望・武将風雲録

1990年12月12日に発売されたシリーズ第4作目。

「文化と技術」をテーマに、史実でも織田信長が戦略的に利用していたとされる茶会の開催や茶器の収集などの「文化」要素と、鉄砲や鉄甲船の製造などの「技術」要素などを追加。

戦場では鉄砲による遠距離攻撃や軍船同士の海戦が可能となり、より本格的な戦闘システムを味わえるようになりました。

信長の野望・覇王伝

1992年12月4日に発売されたシリーズ第5作目。

従来の国単位の攻防から城単位の攻防に変更し、城の規模や位置関係が戦略に影響していきます。

功績の有無や大きさの程度によってそれに応じて報奨を与える「論功行賞」が導入され、組織としての制度が充実。

今作から「パワーアップキット」が登場し、追加要素を楽しめるようになりました。

信長の野望・天翔記

1994年12月に発売されたシリーズ第6作目。

 配下武将たちを軍団として編制し、領地経営や軍事行動を任せることが可能になりました。

野戦と攻城戦が並行して発生するなど複雑な状況も再現し、よりシミュレーションゲームの奥深さと難しさを味わえるゲーム性。

登場武将は1,000人を超え、より大ボリュームで本格的な戦国の乱世を楽しめます。

信長の野望・将星録

1997年3月に発売されたシリーズ第7作目。

内政と戦争が同一のメインマップ上に表示されるようになり、領国の発展や敵の進軍などが視覚的にリアルタイムで分かるようになりました。

今作から箱庭をつくる内政システムを初めて採用し、一枚絵のマス目状の日本全国マップが描かれ、開墾や町造、治水などのコマンドを行うことで、水田や街などの区画を生み出せます。

より快適なゲームシステムと映像の進化を楽しめるようになりました。

信長の野望・烈風伝

1999年3月8日に発売されたシリーズ第8作目。

軍勢の大きさによって規模が変化する野戦や陣形、大名の権勢を表した「威信システム」などの新要素が登場。

合戦に参加する武将数で、ルールが3段階に変化していくシステムを採用しています。

グラフィック面でも解像度が上がったことで将軍の顔やマップが見やすくなり、より快適なゲームプレイが楽しめるようになりました。

信長の野望・嵐世記

2001年2月10日に発売されたシリーズ第9作目。

合戦が従来のターン制からリアルタイム制に大幅進化したリアルさとゲーム性ともに向上した転換点。

大名家以外にも

  • 朝廷
  • 寺社
  • 水軍衆
  • 自治都市
  • 忍者衆
  • 国人衆
  • 幕府

といった7つの「諸勢力」というシステムが登場したことで、戦国時代の複雑な支配関係が再現されています。

チュートリアルも今作から新たに追加され、初めてシリーズをプレイする人にも遊びやすくなった作品。

信長の野望・蒼天録


2002年6月28日に発売されたシリーズ第10作目。

「下剋上」をコンセプトに、シリーズ初となる配下武将でのプレイが可能になりました。

忍者衆を使った「謀略」も特徴で、選択肢や戦略性が高まっています。

武将数も1500人と大ボリュームで新たな武将なども多く登場し、歴史好きにも特に楽しめるような内容になっています。

信長の野望・天下創世


2003年9月12日に発売されたシリーズ第11作目で、『信長の野望』シリーズ20周年作品。

シリーズ初の内政と戦闘の完全3D化し、視覚的にもより楽しめる内容。

国のカスタマイズ性も高まり、自分の理想を実現するために創造していく面白さを味わえます。

「覇者」に上りつめたプレイヤーにも、「決戦」システムの導入によって覇者同士による全てを賭けたしのぎを削る戦いが魅力的。

また今作から史実にはない新たな展開を楽しめる「歴史IF」イベントも登場しました。

信長の野望・革新

2005年6月22日に発売されたシリーズ第12作目。

「町並内政システム」で思い通りの城下町をつくることが可能になり、戦国時代の街並みや街づくり系のゲームが好きな人にも楽しめるゲーム性を取り入れられています。

徐々に勢力を増して強くなっていくことで、BGMが切り替わるなどサウンドなどのゲーム性以外の部分にも細かな仕掛けやこだわりが盛り込まれています。

勢力が独自の進化を遂げる「技術革新システム」の導入で、プレイヤー次第で攻略の仕方や遊びの幅が大きく広がりました。

信長の野望・天道


2009年9月18日に発売されたシリーズ第13作目。

道敷設・破壊による施設占拠や防衛の要素が特徴的な作品で、道のない場所では移動速度が大きく低下するというデバフを活かした戦法が楽しめます。

用意された地方マップで、プレイヤ―が選択した大名で統一を目指す「群雄覇権モード」の登場で、短時間でも遊ぶことが可能になりました。

多彩な戦法と陣形による「戦法連携」で一発逆転も可能になり、予想できないシナリオを作り出せる未知数さが魅力の作品。

信長の野望・創造


2013年12月12日に発売されたシリーズ第14作目で、『信長の野望』シリーズ30周年作品。

今作は「新時代の創造」をテーマに、信長が成し遂げられなかった天下布武を再現できるなど新たな世界の創造が可能になりました。

エンディングも多様化し、リプレイ性も高くこの1作で無限に遊べてしまうボリューム。

映像とゲーム性がともに大幅に向上し、リアリティのある熱い戦闘シーンや街並み・城下町、見ごたえのあるイベントシーンなどが魅力的。

『信長の野望』シリーズの面白さである戦略性や中毒性を美しい映像で実現させた傑作

信長の野望・創造 戦国立志伝

2016年3月24日に発売された『信長の野望・創造』のスピンオフ作品。

シリーズ初の「武将プレイ」を搭載し、大名から城主、領主といった異なる身分・立場で戦国時代に生きるリアリティを体験できるようになりました。

そのため天下統一以外を目標にした楽しみ方が可能になり、これまでのシリーズとは違った面白さを味わえます。

総勢2000名以上の武将が登場し、2016年NHK大河ドラマ『真田丸』とコラボした真田幸村や大坂城のCGなど魅力の詰まった作品。

信長の野望・大志


2017年11月30日に発売されたシリーズ第15作目で、『信長の野望』シリーズ35周年記念作品。

「全ての戦国好きに捧げる、最高の戦国体験」をテーマに、

  • 「志システムの導入」
  • 「シミュレーションAIの変革」
  • 「3D全国マップの進化と歴代最高の武将数」
  • 「歴史上の事件・武将の逸話・各地の伝承を含めた多彩な歴史イベント」

など新しさを求めたシステムやゲーム要素を採用しています。

シリーズ初の「商圏」による経済圏の奪い合いや、大名ごとの信頼関係などで結果が変わる「心証」に基づいた外交など人の内面的なところにスポットを当てたイベントが多く登場しました。

信長の野望・新生

2022年7月21日に発売されたシリーズ第16作目で、『信長の野望』シリーズ40周年記念作品。

シリーズ初の自ら考え行動する「生きた武将」(AI)が活躍するゲーム性が特徴。

「郡」という新しい単位が登場したり、「代官」を任命できるようになったりとありそうでなかったシステムが導入されました。

パワーアップキットには攻城戦や直談などの新システムも登場し、よりリアルな戦いや駆け引きが体験できるようになっています。

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