PCやコンシューマーゲーム機などの様々な機種で数多くのゲームが発売されており、期待の完全新作やファンの多い人気作のシリーズ最新作が今後発売予定されています。
そんなゲーム市場のなか、ゲームプレイヤーの世代の変化による新規層の獲得や昔ながらのゲームファンのため、過去の名作のリメイクやリマスター作品が多く発売されるようになりました。
今回はニンテンドースイッチでプレイできるおすすめのリメイク・リマスターゲームを、10本に厳選して紹介していきたいと思います。
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逆転裁判
逆転裁判123 成歩堂セレクション
本作はカプコンによる大人気法廷バトルアドベンチャーゲーム『逆転裁判』シリーズの最も評価の高い初期3部作を一つのパッケージとして発売された作品です。
法廷を舞台とした他にない異色のゲームで、証拠品や事件に関わる情報を集める探偵パートと、それを駆使し法廷で証人のウソやムジュンを暴いていく法廷パートに分けられています。
1話ごとのプレイ時間は比較的短いにもかかわらず、内容が濃く惹きつけられるため3部作を一気にプレイしてもダレることなく楽しむことができます。
ゲーム中にはギャグ要素や少し怖さや闇を感じられるシーン、電波的な会話などが登場し、正統なストーリーの面白さ以外にもいろいろな感覚を味わうことができます。
逆転裁判シリーズの入門や再プレイしたい方、ミステリーやテキストアドベンチャーゲームが好きな方に特におすすめです。
大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒険と覚悟-
本作はニンテンドー3DSで発売された逆転裁判シリーズの外伝的作品『大逆転裁判』の1作目と2作目がパッケージとして発売された作品です。
『大逆転裁判』はこの2作が前後編となっており、1でキャラクター同士の交流やストーリーの謎が散りばめられ、2でその謎やメインとなる事件とキャラクター達とのつながりが紐解かれていく構成となっています。
19世紀のロンドンを舞台としており、通常の逆転裁判シリーズとは雰囲気やゲーム性が少し異なっていますが、ギャグパートやユルい雰囲気は健在です。
本作の特徴はなんといってもそのストーリーの重厚さとスケールのでかさにあり、緻密で奥深い設定や物語の構成は逆転裁判シリーズの中でも最高といっても過言ではないほどの完成度を誇っています。
先ほどの『逆転裁判123』に比べ、1話ごとのプレイ時間は長く、後半になるにつれて面白くなっていく作品であるため、序盤で離脱せずに、ラストの大どんでん返しと解決したときの達成感を体感することをおすすめします。
逆転裁判シリーズをプレイしたことがある方や長編でスケールの大きな物語を楽しみたい方に特におすすめのゲームです。
バイオショック コレクション
本作は、アメリカの2K Gamesより発売されたFPS形式を採用したアクションRPGで、
- 『Bioshock』
- 『Bioshock 2』
- 『Bioshock Infinite』
の3作を収録しています。
1作目の『Bioshock』と2作目の『Bioshock 2』では海底都市を舞台としており、画面は全体的に暗めでホラーな演出が多く盛り込まれています。プレイ時間はどちらも10時間程で気軽に楽しめるボリュームとなっています。
そして、3作目である『Bioshock Infinite』ではこれまでの作風とは大きく異なり、スチームパンク風な空中都市を舞台としており、初めてプレイするときはその変わりように驚きます。
そんな大きく違った作風のなかにも前作までのストーリーとのつながりや見たことのある景色がたびたび登場するので、Bioshockシリーズを締めくくる集大成といえる作品となっています。
全編を通してストーリーは多くを説明せず難解な部分がありますが、その奥深さがこのゲーム独自の世界観をつくっているので是非プレイしてみてください。
クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!
本作は、人気アクションゲーム『クラッシュバンディクー』シリーズの
- 『クラッシュ・バンディクー』
- 『クラッシュ・バンディクー2 コルテックスの逆襲!』
- 『クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周』
の3作を一つのパッケージとして発売した作品となっています。
昔ながらのアクションゲームのゲーム性を踏襲した作風と軽やかなモーションや明るく楽しいキャラクターたちが魅力的な作品です。
人気の高さからレースゲームやパーティーゲームなど様々なジャンルにも幅広く展開されています。
1作目である『クラッシュ・バンディクー』では、はじめは易しい難易度でサクサクと進められると思いきや、後半になると高難易度アクションのステージが続出。
1作目にしてリタイアする方も多いと思いますが、2作目からはちょうど良い難易度でレースや強制スクロールといった色々なゲーム性が楽しめるので、難しいと感じた方は2や3に移るのをおすすめします。
昔ながらのアクションゲームが好きな方やシリーズファンに特におすすめの作品です。
大神 絶景版
本作はPlayStation2で発売されたアドベンチャーゲーム『大神』のリマスター作。
絵本の中にいるような和風な世界観と神の力「筆しらべ」での攻撃などの画期的なゲーム性が人気を博し、プレイヤーからの評価の高い作品となっています。
100年の時を経て復活した主人公アマテラスと、「筆しらべ」に魅了されて旅を共にすることになった絵師イッスンが宿敵ヤマタノオロチを倒すことを目標に、色を失われた世界を彩りながら旅をしていくストーリー。
最新の機種ではタッチパネルやタッチパッドによって、「筆しらべ」がタッチ操作によって感覚的に行えるようになり、ゲームの快適性や爽快感が大幅に進化しています。
難易度も易しく、全年齢対象のゲームのため万人におすすめできるゲームなので、是非プレイしてみてください。
FINAL FANTASY X / X-2 HD Remaster
本作は人気RPG『ファイナルファンタジー』シリーズのナンバリング10作目となる作品。
PlayStation2専用タイトルとして発売された『FINALFANTASY X』と続編『FINALFANTASY X-2』を一つのパッケージとしてリマスターした作品です。
『ファイナルファンタジー』シリーズの中でも本作の人気は高く、幻想的な世界観と王道のストーリーがうまくかみ合っており、最後までプレイしたくなるような工夫が施されています。
本作でもシリーズおなじみの召喚獣や様々なミニゲームが登場します。
戦闘システムはそれまでのアクティブタイムバトル(ATB)システムからカウントタイムバトル(CTB)システムに変更されたことで、余裕を持った戦闘ができるようになりました。
初めてプレイする方はもちろんのこと、再プレイしたい方やFFX-2をやっていないという方などにもおすすめの作品です。
LIVE A LIVE
本作はスーパーファミコンで発売された人気RPG『ライブアライブ』を最新のHD-2D技術でリメイクした作品となっており、ニンテンドースイッチ独占のタイトルとなっています。
『ライブアライブ』はゲームとしての人気や評価は高いながらも、それまで続編やリメイク作品の発売が行われていない状態が続いていましたが、ついにリメイク作が発売され原作ファンが歓喜していました。
本作の特徴は、一つの作品で7人の主人公をもとに7つのゲーム性が味わえるオムニバス形式が採用されているところ。
- 原始
- 幕末
- 西部
- 功夫
- 現代
- 近未来
- SF
のそれぞれの編をクリアした先にある大きな仕掛けが特にこのゲームが人気の理由の一つになります。
それぞれの編は短いながらもクオリティは高く、暗く重いものから熱いストーリーまで幅広く揃えられています。
ゲーム性も同様にステルスアクションや格闘ゲームを模したものなど様々な楽しみ方ができるので、興味のある方は是非プレイしてみてください。
ペルソナ5 ザ・ロイヤル
本作はアトラスの人気RPG『ペルソナ』シリーズのナンバリング5作目『ペルソナ5』に要素を追加し完全版として発売された作品です。
前作の『ペルソナ4』同様にその人気の高さと、黒幕や謎を暴いていくはっきりとしたストーリーの鮮明さからアニメ化やコミカライズなど様々な展開がされています。
本作は、
- 主要メンバーの会話や交流、ショッピングやスキル上げなどの「日常パート」
- パレス攻略やボス戦、ストーリー進行が主とな「戦闘パート」
が対照的で違った面白さが楽しめながらも、スキルの上昇や仲間との親交度がリンクしているので無駄な要素がない点が特徴的です。
プレイ時間は通常プレイするだけでも80時間~100時間以上かかるほどの大ボリュームでありながら、ダレることのない面白さは圧巻です。
ペルソナシリーズを初めてプレイする方にもとてもおすすめの作品となっているので、是非プレイしてみてください。
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