
日本のゲームシナリオライター、小説家「田中ロミオ」。
一般作品では、
ゲーム:『Rewrite』/ key、『終のステラ』/ key
ラノベ:人類は衰退しました、AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜
などで有名です。
別名義として「山田一」という名でも過去に活動していて、アダルトゲーム業界でも数々の名作のシナリオを担当していました。
今回はそんな田中ロミオがシナリオを担当したエロゲのおすすめ作品を5つに厳選して紹介していきます。
プレミアムアーカイブス 山田 一

8,963円
CROSS†CHANNEL



2003年9月26日にFlyingShineから発売された学園青春アドベンチャー。
一見普通の学園を舞台にした作品に見えて、どこかに問題を抱えた生徒たちが共に学校生活を共に過ごしていくストーリー。
ループものの作品で、同じ日々を過ごす中で起こる異常やループするごとに明らかになっていくキャラクターの壮絶な過去が明らかになっていきます。
終盤に向かうほどに面白くなっていく作品で、特に最後の「送還シーン」は感涙必至。
田中ロミオ氏がシナリオを手掛けたものの中でも特に有名で、代表作といえる作品です。
DL版
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家族計画



2001年11月2日にD.O.から発売された18禁ハートフルコメディーアドベンチャー。
結婚詐欺、リストラ、密入国など問題を抱えた人間たちが生き残るため疑似家族を形成して過ごしていくストーリー。
田中ロミオ氏が担当したシナリオの中でもハイテンションなギャグが特に強い作品で、言葉遊びやパロディーネタで埋め尽くされています。
またコメディだけでなく、各キャラの個別ルートもどれもクオリティが高くて感動的。
オープニング曲のKOTOKO /「同じ空の下で」も有名で、『家族計画』のイメージにピッタリの名曲です。
DL版

5,029円
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最果てのイマ



2005年8月12日にザウスから発売されたジュヴナイルアドベンチャー。
哲学的な難解なテキストや複雑な設定が魅力の作品で、1度プレイしただけでは理解しきれない緻密な青春もの×SFストーリーを味わえます。
シナリオは
- 聖域編
- 戦争編
の2パートに分かれていて、聖域編ではループする日常から各ヒロインのルートに分岐し、
全ルートを到達することでこれまでの謎を解き明かす戦争編がスタートします。
シナリオは大ボリュームで読みごたえがあり、難解な作品なので人を選びますが、ハマる人にはベストゲームになるような名作です。
プレイするならフルボイス版に新イベントを追加した完全版『最果てのイマ COMPLETE』がおすすめ。
加奈 ~妹~



1999年6月25日にD.O.から発売された恋愛アドベンチャーゲーム。
病を抱えた妹・加奈と兄・隆道との幼年期・中等期・高等期を経ての心の成長や絆を描いたストーリー。
田中ロミオ氏が山田一名義でシナリオを担当したデビュー作で、その後の作品にあるライターの個性であるテキストのクセの強さがあまりないのが特徴的。
兄妹の絆の深まっていく過程が丁寧に描かれていて、どのエンディングも切なくメッセージ性の高い内容になっています。
トゥルーエンドではその他のルートとは違ってハッピーなエンディングになっているので、重々しい雰囲気だけではない爽やかさを味わえます。
DL版

4,086円
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ユメミルクスリ



2005年12月22日にrúfから発売されたダウナー系青春恋愛AVG。
3人のヒロインにエンディングがあり、タイトルにある通りどのルートにも何らかの「クスリ」が関わってくるストーリー。
イラストは『とある』シリーズで有名なはいむらきよたか氏が担当していて、パステル色の淡い画風が作品の雰囲気にマッチしています。
どのルートも比較的に短めのストーリーで、中だるみや無駄のない感動的なシナリオを楽しめます。
作中にはリアルないじめ描写や鬱シーンが登場するので人を選びますが、最終的には後味の良いエンディングになっています。
サクッと面白くて刺激的なストーリーを味わいたい人に特におすすめ。
DL版

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山田一名義でシナリオを担当した名作たち
◆加奈…おかえり!!
◇星空ぷらねっと 〜夢箱〜
◆家族計画〜追憶〜
◇家族計画〜そしてまた家族計画を〜
◆黒の図書館
◇ドーターメーカー元気いっぱい
が収録された「プレミアムアーカイブス 山田 一」もリリースされています。
複数作品をお得に楽しみたい方はこちらがおすすめです。
山田一6作品をまとめた永久保存版

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